moyasipaiのブログ

ライドと日常の備忘録です。グラベル始めたばかりの方に参考になれば幸いです

NIPPONIA 大屋大杉 養蚕集落

某ブログで紹介されていて、とても魅力的だったので夏休みに予約を取って宿泊してきた。

本当に居心地の良いところだった。

f:id:moyasipai:20220822201842j:image

NIPPONIA 大屋大杉 養蚕集落

兵庫の養父市にある集落の宿。養父市はキャンプやグラベル(関西でメジャーなグラベル。瀞川氷ノ山林道)を走ったり、過去に何度か訪れたことがある。自然が豊かで好きな地域だ。宿に泊まるまでは知らなかったんだけど、この辺りは養蚕業が盛んだったらしい。ここも養蚕のために建てられた築130年の古民家で、それを改装して営業している。

f:id:moyasipai:20220822205900j:image

外観は集落に溶け込んでいる様子。田舎の集落に過ごすのは初めての経験なので、建物の中に入る前からワクワクした。中に入ると懐かしい豊かな木の香りが漂っていた。造りも手をあまり加えてないようで、木の暖かみのある雰囲気がホッとさせてくれる。家から遠方の場所に泊まることは非日常であるはずだけど、元の自分の居場所に帰ってきた気分だ。

f:id:moyasipai:20220822211326j:image
f:id:moyasipai:20220822211330j:image
f:id:moyasipai:20220822211323j:image
f:id:moyasipai:20220822211319j:image

f:id:moyasipai:20220822211721j:image

オーナーは柔らかい雰囲気で優しい方だった。有難いことに今回はたまたま貸切で、予約した部屋以外も利用していいですよと案内して頂いたので、一軒家を自由に動き回ることが出来た。木造だから歩き回るだけで木の軋む音がするけど、なんだか楽しい。

近くの近所を散歩。

f:id:moyasipai:20220823002156j:image
f:id:moyasipai:20220823002159j:image
f:id:moyasipai:20220823002203j:image

夕食

楽しみにしていた夕食。地の物を使った料理を提供してくれる。味付けは極力シンプルで素材の味を活かしていた。オーナーが食材について丁寧に説明してくれるのも嬉しい。舌が肥えているわけではないので、こういうサービスは料理を食べる時に一層楽しくなる。

一品目

瓜の煮浸し。冷たくて、瓜の青々しい香りが爽やか。凄く夏っぽい一品で気持ちが上がる。

f:id:moyasipai:20220822213853j:image

二品目

コーンと車海老の天ぷら。車海老は濃厚な味噌が溢れてくる。コーンは甘味が強い。

f:id:moyasipai:20220822214449j:image

三品目

自家製そば。

f:id:moyasipai:20220822215758j:image

四品目

岸田川でとれた天然の鮎。天然物は初めて食べた。何故か海苔みたいな香りがした。意外だったのは頭と背骨が脂がよくのっていて、一番美味しかった。脂は養殖と違い透明感がある感じ。

f:id:moyasipai:20220822225704j:image

五品目

野菜の炭火焼き。左のナスは進美(しんめい)ナスと言って、但馬の在来種らしい。これがトロトロで濃厚、かなり旨い。丹波黒豆も香ばしい。

f:id:moyasipai:20220822225817j:image

六品目

これも煮浸しというのだろうか。優しい出汁で玉ねぎの甘味が引きたっていた。

f:id:moyasipai:20220822215852j:image

七品目

鹿肉のロースト。醤油漬けのサンショウの実と一緒に。臭みは全く無い。腕の良い猟師が扱わないと、こうはならないらしい。鹿肉は初めて食べたが、力みなぎる味で美味だった。

f:id:moyasipai:20220822222121j:image

八品目

焼きお握り。米が美味しい。おかわりも頂いて、モズクガニの蟹味噌を混ぜた味噌を添えてくれた。じんわりと蟹味噌の旨味が広がって、これが米とよく合う。。。

f:id:moyasipai:20220822230634j:image

九品目

デザートの羊羹。

f:id:moyasipai:20220822231037j:image

朝食

湯葉豆腐、ハタハタ、自家製納豆など贅沢過ぎる朝食。ご飯が人生で食べた中で一番美味しかった。

f:id:moyasipai:20220822231602j:image

 

帰り際、オーナーが夕食で出してくれた味噌を小瓶に入れてどうぞ、と渡してくれた。夕食で食べた中で感動した物の一つだったので、凄く嬉しかった。

 

丁寧に準備された料理からオーナーの地元の食材に対する敬意を感じ、その料理を頂くことで集落を身近なものとして感じることが出来た。一泊だけど、気持ちが満たされて、まさにこの場所に自分が溶け込んでいるようで居心地がとにかく良かった。養父市をより好きになることが出来たと思う。

いつかまた訪れたい。

おしまい。

 

サイクリング 静岡

※2020年の走行記録です。

 

今回は静岡へ。本当はこの先のグラベルを目指したんだけど、景色に満足してぼーっとして帰ってしまった。

f:id:moyasipai:20220809185608j:image

f:id:moyasipai:20220808225435j:image
f:id:moyasipai:20220808225438j:image

f:id:moyasipai:20220808225523j:image
f:id:moyasipai:20220808225520j:image

f:id:moyasipai:20220808225819j:image

グラベルはナマモノみたいなもので、気付いたら規制がかかっている。ここも車両規制が厳しくなったらしく、今は先のグラベルに到達出来ないかもしれない。ただ、東側からのルートならまだアクセスできそうなので、またチャレンジしてみたい。

おしまい。

 

蔵王 グラベル 山形

※2022年7月3日の走行記録です。

山形出張のついでに蔵王エコーライングラベル南蔵王林道に行ってきた。

f:id:moyasipai:20220804203753j:image

JAL 飛行機輪行

JALの飛行機輪行は初めて。使用する輪行バックは以下。

OSTRICH OS-500

・サイズ135×21×82cm(車両収納時)

JAL公式の預け荷物規定サイズは50cm×60cm×120cm以内で、上記輪行バックは規定サイズを余裕で越えているのでアウト。規定を超えるスポーツ用品、楽器は貨物室に搭載可能な限り預けられると記載されているが、これも飛行機の種類によって搭載可能な長さが決まっている。今回の飛行機は「エンブラエル170」で搭載可能な長さは250cmまで。

f:id:moyasipai:20220803190249j:image

JAL公式サイトから抜粋。赤枠が今回の搭乗飛行機。https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/baggage/checked/#PG01

この表ではOSTRICH OS-500のサイズは大丈夫なはずだが、表の下に「小型機のため、目安内であってもお預かりの確約ができません。」と記載されている。公式サイトだけでは輪行が可能なのかはっきりしないので、JALへ問い合わせ。

JAL問い合わせセンターからは搭載不可と回答された。ただ絶対不可という訳ではなく、貨物担当に確認して欲しいと言われ、担当の電話番号が案内された。

再度問い合わせしてサイズを伝えると、全く問題無く搭載出来ると回答を貰えた。「問い合わせセンターもマニュアルで回答してますから。サイズとしては余裕ですよ。」と。

実際、往路も復路も問題なく輪行が出来た。サイズの規定について色々記載されているが、JAL輪行を拒否されたという話しは聞いたことが無い。国内線ならまず大丈夫そう。

アクセス

JAL伊丹空港から山形空港へ。費用は早得予約で往復約¥43000。今回はJALだったが、仙台空港まではpeach、仙台駅〜山形駅まで電車移動、の方が費用は安いと思う。※peachも飛行機輪行した事がある。ペダルを外したらok

南蔵王林道

山形側から宮城側に抜ける計22.7kmのグラベルになる。(山形側は南蔵王林道、宮城側は不忘山林道という名称になる)

走る前に不安要素が一つあった。

今年は梅雨明けが早い為、熊の食べ物が不足しており、街中の熊目撃情報が増えていた。山形、宮城は特に熊の出没が多いらしく、林道数キロ手前は500mおきぐらいに熊出没注意の看板があった。おまけに周辺は人気が殆ど無く、森もかなり深くなっていく。。。

f:id:moyasipai:20220803213436j:image

入口到着。

ビビりながら入口に到着したが、雰囲気が凶々しい。100パー熊に出くわすやつ。。。

写真では伝わりにくいが、関西で走る林道とは森林の濃さが明らかに違う。生き物の息づかいが聴こえてきそうで、じっとしているのも怖い。

f:id:moyasipai:20220803215627j:image

こんな状況。

f:id:moyasipai:20220803222120j:image

f:id:moyasipai:20220803222116j:image

写真で見返すと美しい森林だ。

いつもなら怖くてもとりあえず突っ込むんだけど、今回は気持ちも乗らなくて引き返してしまった。まぁこんな日もあるか。。。

引返す途中、畦道グラベルで遊んできた。さすが山形、無限にグラベルがありそう。f:id:moyasipai:20220803231723j:image

f:id:moyasipai:20220803231727j:image

はっひぃえんどの「なつなんです」の世界観

蔵王エコーライン

気を取り直して、蔵王エコーラインへ。梅雨明けで気温が上がって、30度は越えていたと思う。

超級ヒルクライムだが頂上に絶景は無く、割に合わない。 でも道中は頂上付近になると空が近くなり、天空を走るような素晴らしい道が続く。。こういう所を身体一つで爽快に走れるのは自転車の醍醐味だ。

f:id:moyasipai:20220803232436j:image

頂上からリフトに乗って到達できる「お釜」。宮城蔵王の象徴。
f:id:moyasipai:20220803232442j:image

ナイス。
f:id:moyasipai:20220803232439j:image

嫌になるぐらい辛いけど、汗だくでここを走れるのが楽しい。。

爽快に下ってホテルに帰ってシャワー浴びて、名店の蕎麦屋へ。この日は充実させ過ぎた。

f:id:moyasipai:20220803233938j:image

旨い泣

西蔵王展望広場

別日に西蔵王展望広場へ。山形市の街を見下ろせる絶景があるらしい。

が、残念ながら頂上は曇り。

f:id:moyasipai:20220803234503j:image

はい残念
f:id:moyasipai:20220803234500j:image
f:id:moyasipai:20220803234457j:image

でも道中は山形らしく山が深い。関西には無い、特別な雰囲気と景色だ。この辺りはどこ走っても楽しいだろうな。

f:id:moyasipai:20220803234724j:image

 

山形、とにかく自然が美しくて良い所だった。山形が恋しい。関西からまた訪れる機会はあるだろうか。

おしまい。

 

伊豆大島 グラベル 東京

東京2週間出張ついでに伊豆大島に行ってきた。

 

今回も充実した旅になった。

船でたった2時間でこんな素晴らしいところに訪れることが出来る都民が羨ましすぎる。。。

f:id:moyasipai:20220728001101j:image

 

DAY1

浜松町駅から降りて竹芝ターミナルへ。浜松町から竹芝までの輪行移動がとにかく辛いのは距離が短いようで長いからだ。

旅行気分を味わうなら、あえて夜行出航の客船に乗船するが、今回は仕事の合間である為、ジェット船を選んだ。ジェット船だと伊豆大島までたったの2時間…!(夜行客船は6時間)

f:id:moyasipai:20220726224454j:image

本当は夜のフェリーに乗りたかった。

天気が雨や曇りでも島に限ってはアドベンチャーっぽくなり、それはそれで楽しいが、有難い事に雲ひとつ無い真夏の晴天に。太陽光が肌に殴りかかってくる。

今回の一つの目的は島一周とか三原山ヒルクライムとか、べっこう寿司を食べるとかじゃなくて、大島のグラベルを探索してみること。普段、走行中の脇道探索は面倒でやらないのだけど、今回は積極的に突っ込んで行った。

f:id:moyasipai:20220726230223j:image
f:id:moyasipai:20220726230226j:image
f:id:moyasipai:20220726230220j:image
f:id:moyasipai:20220726230237j:image
f:id:moyasipai:20220726230230j:image

f:id:moyasipai:20220726230759j:image
f:id:moyasipai:20220726230802j:image
f:id:moyasipai:20220726230240j:image
f:id:moyasipai:20220726230234j:image

思いがけない景色に多く出会えて、けっこう楽しかった。取り敢えず突入する勢いはグラベルを楽しむ上で大事だな。

 

グラベルを堪能した後は今回の最大の目的地へ。

火山噴出物(スコリアというらしい)で出来た黒道を登って行く。40cのセミスリックでは滑って進めなかったので、殆ど押し歩いた。

f:id:moyasipai:20220726231704j:image
f:id:moyasipai:20220726231700j:image
f:id:moyasipai:20220726231708j:image

先まで到達すると圧倒的な景色が広がる。突き抜ける青空を見上げると別の惑星に来てるようで、怖くなるくらいだ。生涯忘れられない景色になったと思う。

f:id:moyasipai:20220726233937j:image
f:id:moyasipai:20220726233944j:image
f:id:moyasipai:20220726233947j:image
f:id:moyasipai:20220726233940j:image
f:id:moyasipai:20220726233954j:image
f:id:moyasipai:20220726233950j:image

f:id:moyasipai:20220726234229j:image

 

DAY2

やりたい事を一通りやったので、とりあえず三原山へ。三原山駐車場付近は天空を走るような道があり、お気に入り。

f:id:moyasipai:20220727222155j:image

三原山

f:id:moyasipai:20220727222316j:image

いい道だ。

f:id:moyasipai:20220727232156j:image

駐車場からは富士山と細野高原を目視できた。

f:id:moyasipai:20220727222556j:image

このストレートな道のダウンヒルが最高。

 

次は神社へ。神社の横道にグラベルがあったので突入。島特有のジャングルっぽい雰囲気。

f:id:moyasipai:20220727224903j:image
f:id:moyasipai:20220727224900j:image
f:id:moyasipai:20220727224856j:image
f:id:moyasipai:20220727224910j:image

f:id:moyasipai:20220727230743j:image

f:id:moyasipai:20220727224906j:image

途中、ヒイミサマと書かれた看板があるのを見つけた。伊豆大島では1月24日の夜は海を見てはいけないし、何者かに家を覗かれてはならない、という風習があるらしい。大島にこんな逸話があるなんて意外だった。

食べた物

くさや

店名:「くさや 食事処 稲本」

元町港近くのこちらで「くさや」を食べた。くさやとは、くさや汁に漬け込んだ干物で、伊豆諸島の名物。強烈な匂いを放ち、数値でいうと納豆の3倍臭いらしい。

f:id:moyasipai:20220727233321j:image

箸で身をほぐすのに苦戦していたら、「そんな上品に食ったら旨くないよ。」と、店主のおばちゃんがムシムシと手で身をほぐしてくれた。肉厚でしっとりした身質で旨味が強い。ご飯何杯でもいけそう。臭いはそんなに気にならない。

「意外と旨いだろ」と、おばちゃんが得意げな顔をしていた。ごちそうさま。

 

べっこう寿司

店名:「いざなみ」

島の定番で、唐辛子醤油に漬け込んだピリ辛のお寿司。島のスーパーとかでも買えるんだけど、ここのはめちゃくちゃ美味しかった。

f:id:moyasipai:20220727234705j:image

 

ウツボ・明日葉丼

小骨が大量に入っている。明日葉は島で食べるからこそ、うまい。

f:id:moyasipai:20220727234757j:image

 

今回で伊豆大島に訪れるのは3回目だったが、グラベルを走ることで、今まで知らない景色や歴史に出会えた。良い旅になったと思う。次は八丈島いきたいな。

終わり。

 

 

秋吉台カルスト ツーリング 山口

先月、GWに山口でツーリングをした。

司馬遼太郎の「花神」で村田蔵六(大村益次郎)の「萩の山並みは日本で一番美しい」というセリフが印象に残っていて、山口には行きたいと思っていた。

f:id:moyasipai:20220622201958j:image

 

DAY1

新大阪駅から新山口駅まで新幹線で輪行

四国カルストを超えて、阿武町のキャンプ場を目指す。

萩城城下町に寄り道をして、木戸孝允旧邸と高杉晋作生誕地を訪れた。

城下町の細道を歩いていると、屋敷の中で茂っている黄色い蜜柑がよく目に入る。白壁の上から顔を出している蜜柑はやたらと美味しそうに見えた。

萩と蜜柑の歴史は長く、明治維新により職を失い困窮した武士への救済措置として始めたのが蜜柑農業らしい。評判が良く、かなりの高値で取引されてたんだとか。見事に萩の財政を復活させ、現在も山口の名産となっている。


f:id:moyasipai:20220626193004j:image

町を歩くと蜜柑が目立つ。

f:id:moyasipai:20220626192954j:image木戸孝允旧邸。直筆で「死而後已(ししてのちやむ)」(死ぬまで努力)と書かれた柱が保管されている。
f:id:moyasipai:20220626193000j:image

高杉晋作旧邸にあった人相書。同じ物がヤフオクで10万で売ってた。

f:id:moyasipai:20220626192957j:image

続いて萩博物館も寄った。司馬遼太郎の「世に棲む日日」(吉田松陰高杉晋作の生涯を描いた小説)を読んだ程度の知識だったが、相当面白かった。

萩を出て阿武町のキャンプ場へ。

ABUキャンプフィールド https://abucampfield.jp/

snowpeakが運営するキャンプ場で、かなり快適だった。道の駅と温泉もすぐ横にある。

f:id:moyasipai:20220626213547j:image

道の駅で食材とビールが揃う。

f:id:moyasipai:20220626214437j:image

 

DAY2

DAY1と同じルートで新山口駅まで向かう。

まだ訪れたい所があったので、もう一度萩へ。

まずは松下村塾へ。かつて明治維新を成し遂げた偉人が学んでいた私塾。吉田松陰アメリカに密航しようと、ペリーの船に乗り込んだ罪で獄に入れられた。獄を出た後、近くの杉家宅に幽閉されている最中に小屋を改装して建てたらしい。(この幽閉された部屋も現存している。3畳半の小さな部屋だ)

f:id:moyasipai:20220626214703j:image

松下村塾
f:id:moyasipai:20220626214700j:image

次に近くの玉木文之進旧宅へ。普通の屋敷だが、入館料は無料で、中に入るとボランティアの方が丁寧に解説してくれる。https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100047

玉木文之進松下村塾創始者で、子供の頃の吉田松陰を厳しく指導した超スパルタ講師として有名だ。指導する際は松陰を半殺しになるまで追い詰めたという。事実か不明だが、小説の中では授業中に頬をかいた松陰を崖から突き落としたというエピソードが描かれている。。。自身も幼少期を振り返り、よく生きていたものだ、と述べているらしい。一方で子供とよく遊んでくれる人で、近所の子供達を集めてこの旧宅で授業を行っていた。この形がモデルとなり、松下村塾では身分や階級に関わらず、塾生を受け入れていたのだとか。

ボランティアのおばさんに、少し上った所に吉田松陰生誕地があるから、よかったら寄ってみたら、とおすすめされたのでついでに寄り道することにした。

萩町を一望できる高台にあり、建物自体は存在しないが住んでいた人の記憶により、当時の間取りを示す敷石が復元されている。

 

松陰の学習方法として実際に土地を訪れて、その土地柄を詳細に調査して知識を獲得していたという。

この高台から知識を学んでいたのだろうかと思いに耽ながら景色を眺めると、やたらと感動してしまった。

f:id:moyasipai:20220627100637j:image

萩町の美しい街並みが一望出来る。

 

萩の文化遺産を堪能したあと、秋吉台カルストへ。

草原内のダートを自転車で走行出来るか、ダメ元で観光局に確認を取ったところ、車両は一切禁止。

f:id:moyasipai:20220627104516j:image

f:id:moyasipai:20220627203413j:image背景の白い岩ぱっと見、草原に固着するフジツボみたいだな。

f:id:moyasipai:20220627104511j:image
f:id:moyasipai:20220627104521j:image

f:id:moyasipai:20220627104732j:image

カルスト横に少しだけグラベルがある。
https://goo.gl/maps/Wmf3uJswBVEURY3v6

カルストから北西には荒ヶ峠林道という5kmほどのグラベルもある(今回は未到達)

f:id:moyasipai:20220627211043j:image

そのまま、新山口駅まで降りてフィニッシュ。

 

今回、かなり有意義なツーリングになった。歴史の知識を事前に得るだけでこんなに旅が面白くなるとは思わなかった。

萩は低い山並みと海に挟まれて、中央には綺麗な城下町が遺されており、非日常っぽい雰囲気が魅力的だった。

美しい山並みはどの辺りことを述べていたんだろう。。。またいつかこの町に訪れたい。

 

お終い。

 

東吉野 グラベル 奈良

※2021年4月25日の走行記録です。

東吉野のグラベルを走ってきた。

丹生川上神社中社付近から橋を渡り、220号の途中で右折し、さらにしばらく上っていくと左側に薄暗いグラベルの入口がある。(似たような入口が手前にあるので、かなり分かりにくい。。。)グラベルを抜けると東側の舗装路に繋がり、再び220号に戻る。

 

基本薄暗いグラベルで1人で行くには躊躇するが、頂上だけは見晴らしが良く、訪れる価値はあると思う。

丹生川上神社中社までの道中のお店は古風で個性的なお店が多く、寄り道しても楽しめそうだ。

Little oven  https://goo.gl/maps/RVhjkzjVeKnUMQbr6

自然酵房麦笑

https://goo.gl/maps/6YcS5JydC14S4sJj6

手打ちそば よしの庵https://goo.gl/maps/D8SNZgmN7wMNJVr66

 

以下、グラベル頂上の様子

f:id:moyasipai:20220622195629j:image

f:id:moyasipai:20220622195647j:image

f:id:moyasipai:20220621233434j:image

f:id:moyasipai:20220622200238j:image

f:id:moyasipai:20220622190423j:image

f:id:moyasipai:20220622192143j:image

丹生川上神社中社近くの橋

 

大阪南方面のからアクセスできるグラベルは貴重。和歌山方面もそろそろ開拓したい。

 

終わり。

九重町 グラベル 大分

※2022年4月2日の走行記録です。

 

博多に出張する機会があったので、前々から気になってた大分九重町付近のグラベルを走ってきた。

グラベルを走った翌日はやまなみハイウェイを楽しんだ。

 

今回は主に写真だけ。

 

DAY1

別府駅まで輪行して、グラベルを目指す。

以下、目的地の具合。

f:id:moyasipai:20220618200331j:image

f:id:moyasipai:20220618200658j:image
f:id:moyasipai:20220618200701j:image
f:id:moyasipai:20220618200704j:image

f:id:moyasipai:20220618200906j:image

f:id:moyasipai:20220618201031j:image
f:id:moyasipai:20220618201027j:image

 

以下、目的地道中の具合。顧客グラベル

f:id:moyasipai:20220618202317j:image
f:id:moyasipai:20220618202320j:image

こいつが多くて厄介

 

下って九重町の「飯田ヒュッテ」に泊まった。

手作りの料理がとても美味しかった。丁寧につくってるんだと思う。

https://handahyutte.ina-ka.com

https://goo.gl/maps/KuPLrXX8zik5y9xQ8

 

DAY2

朝起きてやまなみハイウェイから牧ノ戸峠を目指す。

やっぱりここはスペシャルな場所。景色で久しぶりに鳥肌がたった。

ロードバイクを買った人は絶対に来た方がいい。

f:id:moyasipai:20220618213836j:image
f:id:moyasipai:20220618213839j:image

f:id:moyasipai:20220618210630j:image

f:id:moyasipai:20220619203807j:image
f:id:moyasipai:20220619203804j:image
f:id:moyasipai:20220619203802j:image
f:id:moyasipai:20220619203759j:image

大学の後輩から結婚式の招待が来た。10年前に一緒に同じルートを走った。あの時は大雨で辛かったな。

 

乙姫子安河原観音

このライドの直前に妻から電話で妊娠の報告があった。

不妊治療を2年続けてようやく勝ち取った。手が震えてiphoneが手から転げ落ちるところだった。

しかし、喜びに浸るのはまだ早く、妊娠陽性だからといって安心出来るわけでは無い。翌週にエコーで胎嚢が目視出来れなければ流産だ。

不安に押し潰されそうな状態なのて、何か精神的に支えになる御守りを貰ってくれ、と妻からミッションを課せられた。

そこで、阿蘇駅近くに安産祈願の「乙姫子安河原観音」へ寄ってきた。

https://www.aso-otohimekoyasu.com

ここの河原の石を持ち帰り股にはさむと必ず子宝に恵まれると言い伝えらており、赤い小さな石を貰った。

f:id:moyasipai:20220618233827j:image

信仰深いわけではないが、後々この石には精神的な支えになってくれた。

 

不妊治療は精神的タフネスとお金が必要。

また別記事でまとめたい。

 

終わり。