東京2週間出張ついでに伊豆大島に行ってきた。
今回も充実した旅になった。
船でたった2時間でこんな素晴らしいところに訪れることが出来る都民が羨ましすぎる。。。
DAY1
浜松町駅から降りて竹芝ターミナルへ。浜松町から竹芝までの輪行移動がとにかく辛いのは距離が短いようで長いからだ。
旅行気分を味わうなら、あえて夜行出航の客船に乗船するが、今回は仕事の合間である為、ジェット船を選んだ。ジェット船だと伊豆大島までたったの2時間…!(夜行客船は6時間)
本当は夜のフェリーに乗りたかった。
天気が雨や曇りでも島に限ってはアドベンチャーっぽくなり、それはそれで楽しいが、有難い事に雲ひとつ無い真夏の晴天に。太陽光が肌に殴りかかってくる。
今回の一つの目的は島一周とか三原山ヒルクライムとか、べっこう寿司を食べるとかじゃなくて、大島のグラベルを探索してみること。普段、走行中の脇道探索は面倒でやらないのだけど、今回は積極的に突っ込んで行った。
思いがけない景色に多く出会えて、けっこう楽しかった。取り敢えず突入する勢いはグラベルを楽しむ上で大事だな。
小グラベルを堪能した後は今回の最大の目的地へ。
火山噴出物(スコリアというらしい)で出来た黒道を登って行く。40cのセミスリックでは滑って進めなかったので、殆ど押し歩いた。
先まで到達すると圧倒的な景色が広がる。突き抜ける青空を見上げると別の惑星に来てるようで、怖くなるくらいだ。生涯忘れられない景色になったと思う。
DAY2
やりたい事を一通りやったので、とりあえず三原山へ。三原山駐車場付近は天空を走るような道があり、お気に入り。
いい道だ。
駐車場からは富士山と細野高原を目視できた。
このストレートな道のダウンヒルが最高。
次は神社へ。神社の横道にグラベルがあったので突入。島特有のジャングルっぽい雰囲気。
途中、ヒイミサマと書かれた看板があるのを見つけた。伊豆大島では1月24日の夜は海を見てはいけないし、何者かに家を覗かれてはならない、という風習があるらしい。大島にこんな逸話があるなんて意外だった。
食べた物
くさや
店名:「くさや 食事処 稲本」
元町港近くのこちらで「くさや」を食べた。くさやとは、くさや汁に漬け込んだ干物で、伊豆諸島の名物。強烈な匂いを放ち、数値でいうと納豆の3倍臭いらしい。
箸で身をほぐすのに苦戦していたら、「そんな上品に食ったら旨くないよ。」と、店主のおばちゃんがムシムシと手で身をほぐしてくれた。肉厚でしっとりした身質で旨味が強い。ご飯何杯でもいけそう。臭いはそんなに気にならない。
「意外と旨いだろ」と、おばちゃんが得意げな顔をしていた。ごちそうさま。
べっこう寿司
店名:「いざなみ」
島の定番で、唐辛子醤油に漬け込んだピリ辛のお寿司。島のスーパーとかでも買えるんだけど、ここのはめちゃくちゃ美味しかった。
ウツボ・明日葉丼
小骨が大量に入っている。明日葉は島で食べるからこそ、うまい。
今回で伊豆大島に訪れるのは3回目だったが、グラベルを走ることで、今まで知らない景色や歴史に出会えた。良い旅になったと思う。次は八丈島いきたいな。
終わり。