蔵王 グラベル 山形
※2022年7月3日の走行記録です。
山形出張のついでに蔵王エコーラインとグラベルの南蔵王林道に行ってきた。
・OSTRICH OS-500
・サイズ135×21×82cm(車両収納時)
JAL公式の預け荷物規定サイズは50cm×60cm×120cm以内で、上記輪行バックは規定サイズを余裕で越えているのでアウト。規定を超えるスポーツ用品、楽器は貨物室に搭載可能な限り預けられると記載されているが、これも飛行機の種類によって搭載可能な長さが決まっている。今回の飛行機は「エンブラエル170」で搭載可能な長さは250cmまで。
JAL公式サイトから抜粋。赤枠が今回の搭乗飛行機。https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/baggage/checked/#PG01
この表ではOSTRICH OS-500のサイズは大丈夫なはずだが、表の下に「小型機のため、目安内であってもお預かりの確約ができません。」と記載されている。公式サイトだけでは輪行が可能なのかはっきりしないので、JALへ問い合わせ。
JAL問い合わせセンターからは搭載不可と回答された。ただ絶対不可という訳ではなく、貨物担当に確認して欲しいと言われ、担当の電話番号が案内された。
再度問い合わせしてサイズを伝えると、全く問題無く搭載出来ると回答を貰えた。「問い合わせセンターもマニュアルで回答してますから。サイズとしては余裕ですよ。」と。
実際、往路も復路も問題なく輪行が出来た。サイズの規定について色々記載されているが、JALで輪行を拒否されたという話しは聞いたことが無い。国内線ならまず大丈夫そう。
アクセス
JALで伊丹空港から山形空港へ。費用は早得予約で往復約¥43000。今回はJALだったが、仙台空港まではpeach、仙台駅〜山形駅まで電車移動、の方が費用は安いと思う。※peachも飛行機輪行した事がある。ペダルを外したらok
南蔵王林道
山形側から宮城側に抜ける計22.7kmのグラベルになる。(山形側は南蔵王林道、宮城側は不忘山林道という名称になる)
走る前に不安要素が一つあった。
今年は梅雨明けが早い為、熊の食べ物が不足しており、街中の熊目撃情報が増えていた。山形、宮城は特に熊の出没が多いらしく、林道数キロ手前は500mおきぐらいに熊出没注意の看板があった。おまけに周辺は人気が殆ど無く、森もかなり深くなっていく。。。
入口到着。
ビビりながら入口に到着したが、雰囲気が凶々しい。100パー熊に出くわすやつ。。。
写真では伝わりにくいが、関西で走る林道とは森林の濃さが明らかに違う。生き物の息づかいが聴こえてきそうで、じっとしているのも怖い。
こんな状況。
写真で見返すと美しい森林だ。
いつもなら怖くてもとりあえず突っ込むんだけど、今回は気持ちも乗らなくて引き返してしまった。まぁこんな日もあるか。。。
引返す途中、畦道グラベルで遊んできた。さすが山形、無限にグラベルがありそう。
はっひぃえんどの「なつなんです」の世界観
気を取り直して、蔵王エコーラインへ。梅雨明けで気温が上がって、30度は越えていたと思う。
超級ヒルクライムだが頂上に絶景は無く、割に合わない。 でも道中は頂上付近になると空が近くなり、天空を走るような素晴らしい道が続く。。こういう所を身体一つで爽快に走れるのは自転車の醍醐味だ。
頂上からリフトに乗って到達できる「お釜」。宮城蔵王の象徴。
ナイス。
嫌になるぐらい辛いけど、汗だくでここを走れるのが楽しい。。
爽快に下ってホテルに帰ってシャワー浴びて、名店の蕎麦屋へ。この日は充実させ過ぎた。
旨い泣
西蔵王展望広場
別日に西蔵王展望広場へ。山形市の街を見下ろせる絶景があるらしい。
が、残念ながら頂上は曇り。
はい残念
でも道中は山形らしく山が深い。関西には無い、特別な雰囲気と景色だ。この辺りはどこ走っても楽しいだろうな。
山形、とにかく自然が美しくて良い所だった。山形が恋しい。関西からまた訪れる機会はあるだろうか。
おしまい。