北海道 ニセコグラベル
妻の承認を貰って以前から憧れていたグラベル宝庫の北海道へ「2022niseko gravel」を通して走ってきた。今回、落車して久しぶりに身体に擦り傷を負ってしまったがカサブタが全て取れてほぼ治ってきた。開催から2週間過ぎるが擦り傷ってこんなに早く治るものだったけ、、、今回の記録も忘れる前に書いておかないとな。
エントリー
去年と今年の春に開催され今回の開催が3回目になり、誰もが憧れる北海道のグラベルを合法的に走りまくることができるイベント。本州の限られたグラベルをチマチマ走ることしか出来ない我々にとってどれほど有難いイベントだろうか。
3つのコースが選択可能で今回は90kmのロングコースにエントリーした。理由は昨年、宮城のjeroboamで地獄のような経験をしたのでエクストラロングコースから一つランクを下げてロングを選んだ。写真を撮りながら余裕を持って完走するこどが出来たので、最良の選択を取ったと思う。
序盤(スタート地点〜第三チェックポイント)
スタート地点から約5km下るとすぐにグラベルが始まる。整地されたかなり走りやすい道で、待ちに待っていた北海道グラベルが始まるという具合で、気持ちが一気に上がる。しかも下り基調のグラベルでこれがめちゃくちゃ楽しい。ストレートに下る箇所もあり序盤からグラベルの楽しいところが詰め込んであって、ニセコグラベルのサービス精神に感動した。
本州の鬱蒼とした林道とは全然雰囲気が違い、カラッとした景色で北海道に来てることを実感できた。ただ綺麗なグラベルのせいかグリップが弱くてちょっとのカーブでも滑ってけっこう危なかった。下りについてはこの序盤が1番難しかったかもしれない。
グラベル終地点で後輪が滑って落車してしまい、足が血だらけになった。落車した目の前にブラックナイト集団の乗る練習グループがいて少し助けてもらった。(ありがとうございました。)youtube見ていること伝えられてよかった。
第一エイドを過ぎると畦道のグラベルが始まり、長閑な田園風景を横目にのんびり走っていく。刺激的なグラベルをたっぷり堪能した後には丁度いい口直しになった。
横には黄金色の田園風景
畦道を終えたら上りのグラベルを走り、第三エイドへ。
第三エイドからはグラベルを300m上がる。知っていたけど、上りのグラベルはかなり辛い。上りきった後はダウンヒルが始まり7kmほど下ってから長距離のグラベルが終了し、後半へ入る。
後半(第三チェックポイント〜ゴール)
後半はグラベル率が下がり主に舗装路を走るルートになる。経験上、疲労してからのグラベルの上りはけっこうストレスフルで、後半に舗装率が上がるのは嬉しい。舗装率が上がるといっても短いグラベルは存在して、絶景がセットになったグラベル区間が用意されている。
後半は脚が売り切れてかなりしんどかった。ラスト5kmはキツい斜度のグラベルを上ってフィニッシュ。
以下、絶景ポイント
走り終わって
前半の序盤から下りと畦道で北海道特有のグラベルが始まり、後半は舗装率を上げつつ絶景を合わせたグラベルが用意されており、コース演出の流れと全体のバランスが凄く良かった。
国内最高のグラベルイベントで間違い無い。これからグラベルイベントがどんどん盛り上がっていきそうでとても楽しみ。来年も絶対に行きたい。
ーーーイベントを終えた後、北海道でも結局林道が中心で本州とあまり変わらないな、、、という冷めた視点から牧場や草原のグラベルを走りたい欲望がふつふつと湧いてしまった。北海道の東あたりに無いだろうか。または海外か。
イベント
飲食や物販色々あったが、注目していたのはドラマーYOYOKAのライブ。世界的なドラム関連サイト「ドラマーワールド」の‘世界TOP500ドラマー’に11歳で選出されるなど、超有名なスーパードラマー。レッドツェッペリンをカバーしたこの演奏が1番有名でとりあえず観た方がいい。ロバート・プラントも称賛している。
今回は渡米前の国内ラストライブだった。12才とは思えないエッジの効いたストレートなロックドラムで、スネアの音がバチバチに気持ちよかった。。。動画は8才の時に演奏したものだが、正確で音もヘビーになっていた。将来は一体どんなドラマーになるんだろう。
小樽ぶらっ
グラベルを走った後は小樽でグルメを食べまくった。
なると本店
ザンギが超有名なお店。ワニが食うレベルの大きさで鶏肉が提供される。走って後にこれは最高に旨い。
滝波食堂
三角市場の中にある海鮮専門の食堂。朝8時から営業だが、平日にも関わらず行列が出来ていた。¥5500のウニイクラ丼を食べた。イクラがとても美味しかった。ウニは希少すぎて食べた実感が湧かない。俺は本当にウニを食べたのか。
シロクマ食堂
小樽の中心街から少し離れたところにある小さな洋食店。カニミソクリームパスタは程良い濃厚さでカニの旨味がしっかり感じられる。オススメの醤油をかけると味が締まって、カニとクリームの旨味をより一層感じられる。超旨い。牛トロフレーク丼も牛脂がトロけて最高に旨い。。。小樽に来たら絶対に行くべき。
おたる北運河かもめや
今回宿泊したところ。店主が優しくて実家のような雰囲気。内装も小樽っぽくていいところだった。住んでる近くの住所に同姓の友達がいるらしくて驚いてた。
小樽運河。
小樽の街並みをぶらぶら。
2泊3日で¥10万程の費用。ピーチで予約したが午前発だったので4、5万かかりけっこう高くついてしまった。スポーツ用品預け料で往復約¥8000。ANAで上手に予約した方が費用を抑えられたかもしれない。
おしまい。